皆様、大雨の連休をいかがお過ごしでしょうか?
今日は、幸い?外出せず自宅にこもっているのでUbuntu Serverインストールの続きを書いてみます。
前回、Ubuntu Server 12.04 LTSを最小構成でインストールしましたが、
アプリケーションのインストールの前に、パッケージ管理について確認してみました。
パッケージ管理
Ubuntuのパッケージ管理は、主に次の3つがあります。
dpkg | debパッケージ管理システム |
apt-get | コマンドラインのパッケージ管理ツール |
aptitude | テキストユーザーインターフェースのパッケージ管理ツール |
apt-getとaptitudeの違いは、テキストユーザーインターフェースが使える以外にも依存関係のない使われなくなったパッケージの扱いなど何点かあるようです。
このあたりはdebianのマニュアル「apt-get/apt-cache と aptitude の比較」が詳しいですね。
aptitudeが良さそうなんですが、apt-getを使用してみます。
理由としては、上記のマニュアルで次の点が気に入りました。
- コマンドラインで使用する
- メモリーの消費は少なく、実行速度が早い
- 推薦パッケージの自動インストールや自動削除を行わない
apt-getコマンドオプション
以下debianのマニュアルを引用しました。
apt-get/apt-cache シンタックス | 説明 |
---|---|
apt-get update | パッケージアーカイブメタデーター更新 |
apt-get install foo | "foo" パッケージの候補バージョンをその依存関係とともにインストール |
apt-get upgrade | 他のパッケージを削除すること無くインストール済みパッケージの候補バージョンをインストール |
apt-get dist-upgrade <パッケージ> | 必要なら他のパッケージを削除しながらインストール済みパッケージの候補バージョンをインストール |
apt-get remove foo | 設定ファイルを残したまま "foo" パッケージを削除 |
apt-get autoremove | 既に必要なくなっている自動済みパッケージを削除 |
apt-get purge foo | 設定ファイルを含めて "foo" パッケージを完全削除 |
apt-get clean | 収集されローカルに貯蔵されたパッケージファイルを完全消去 |
apt-get autoclean | 収集されローカルに貯蔵されたパッケージファイルのうち古くなったパッケージを消去 |
apt-cache show <パッケージ> | "foo"パッケージに関する詳細情報を表示 |
apt-cache search <regex> | <regex> とマッチするパッケージを検索 |
パッケージ更新
インストール直後に、apt-getでさっそくアップデートしてみます。
また、リリースして間もないですが、カーネルのアップデートがあったので再起動します。
最後に、不要なパッケージの削除を行います。
sudo apt-get -y update
sudo apt-get -y dist-upgrade
sudo reboot
sudo apt-get -y autoremove
インストール済みのパッケージ一覧は、dpkgコマンドで確認します。
dpkg -l
0 件のコメント:
コメントを投稿