2013年6月29日土曜日

これじゃないスタートボタン (Windows 8.1 Preview Build 9431)

Windows 8.1 Previewを試してみましたが、
先日の悲報通り、これじゃないスタートボタンでした。
日常的には使わない項目のオンパレードです。

やはり、期待していた従来の階層化メニューは実装されませんでした。
まだ、Previewなので今後の改善もあるかも・・・。

しかも、これボタンを右クリックしないと出てこないんですよ
左クリックするとメトロUIの「スタート画面」が出ます。
確かに7以前も管理系は右クリックでしたが。
これじゃない・・・。

あえて言うなら、サードパーティー的にはよかったんでしょうか。
Windows8のスタートメニューのシェア80%獲得しましたとか・・・。
そういう市場もあるんでしょうか。
ただし、無料に限り。
スタートメニューに広告掲載決定ですね。


起動時のスタート画面


ちなみに、スタート画面はデスクトップかどうか選べるオプションが増えているようです。
これもサードパーティは実装済みですが、デフォルトで設定できる点で改善されていると言ってよいかと思います。

既存の機能で階層化スタートメニューを実装してみた


とりあえず、今回のPreview版では階層化が実現しないので、
既存の機能で階層化メニューを作ってみました。

1. タスクバーを右クリックして[ツールバー]->[新規ツールバー(N)...]をクリックする


2. フォルダの欄に次のパスを入力して[フォルタの選択]ボタンをクリック

C:¥ProgramData¥Microsoft¥Windows¥Start Menu¥Programs

3. タスクバーにプログラムのメニューが作成されました

でも、これじゃないんだ・・・。
あまり便利な方法ではないので、サードパーティのスタートメニューアプリをインストールするのが不安な人は、こういう方法もあるのでご活用ください。



2013年6月11日火曜日

hooks/post-updateでsudoコマンドによるgit pull

hooks/post-updateでpullしようとしてちょっとはまったのでメモ 次のようにpost-updateを設定
#!/bin/sh
#
# An example hook script to prepare a packed repository for use over
# dumb transports.
#
# To enable this hook, rename this file to "post-update".
sudo -u [user name|] git update-server-info
cd /path/to
sudo -u [user name|] git --git-dir=/path/to/.git pull

/var/log/secureに出力されるログ


git pushすると次のようなエラーがsecureログに出力されpullに失敗した。
sorry, you must have a tty to run sudo
sudoコマンドの実行にはttyが必要らしい・・・
ログインしていないと動かないということなのか?

/etc/sudoersの変更


sudoersの設定を見直したところ、それっぽいのがあった。
visudoで次の一行をコメントアウトでエラーが解消され動作しました。
#Defaults    requiretty

そういえば、そうだった気がする。

2013年6月3日月曜日

はてなダイアリー、WordpressからBloggerに引っ越ししました

はてなダイアリーとWordpressの過去ブログをBloogerに引っ越ししてみました。

といっても、ただ変換してインポートしただけなので、
ほとんど手間はかかっていませんが、レイアウトは期待していません。
結果は、見ての通りというか、まあ想像通りですね。

今回は、こちらのコンバーターを利用させていただきました。

コンバーターのダウンロード

こちらからソースをダウンロードする
https://code.google.com/p/google-blog-converters-appengine/

ダウンロードしたファイル
https://google-blog-converters-appengine.googlecode.com/files/google-blog-converters-r89.tar.gz

ダウンロードしたファイルを解凍します。

はてなダイアリー to Blogger

1. はてダで、[データ管理]->[Movable Type形式]->[ダウンロード]リンクをクリックして、MT形式でエクスポートする。
2. MT形式でダウンロードしたファイルを次のコマンドで変換します。
./movabletype2blogger.sh /path/to/[MT形式のファイル].txt > hateda.xml
3. Bloggerの[設定]->[その他]->[ブログツール]->[ブログをインポート]機能を使用して変換したファイルを読み込み完了です。

ただし、作成日がうまく取り込めなかったので、取り込んだ後に手動で修正しました。

Wordpress to Blogger

1. [ツール]->[エクスポート]で既存データをダウンロードする。
2. ./wordpress2blogger.sh /path/to/web.wordpress.2013-06-02.xml > wordpress.xml
3. Bloggerの[設定]->[その他]->[ブログツール]->[ブログをインポート]機能を使用して変換したファイルを読み込み完了です。

こちらは作成日も正しくインポートできているようです。
文字データだけでも引っ越しできたのでよしとします。

2013年6月2日日曜日

Redmine 2.0.3を2.3.1にアップグレード

脆弱性放置のRuby on Railsが標的に、Webサーバを狙うボット攻撃が横行
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1305/30/news029.html

らしいです・・・。
RedmineはRailsで動作しているアプリケーションなのでバージョンアップすることにしました。
この脆弱性について詳しくはこちら
http://jarmoc.com/blog/2013/05/28/ror-cve-2013-0156-in-the-wild/

Redmine2.0.3とRailsも3.2.6の組み合わせで使用していたので、
脆弱性放置・・・の対象になります。

まずは、既存環境のバックアップからです。

1. redmineのインストールディレクトリをバックアップ

cp -r /path/to/redmine-2.0.3 /path/to/redmine-2.0.3-20130530


2. データベースをバックアップ

mysqldump --default-character-set=binary redmine > redmine_20130530.sql


3. redmineの最新版(2013-05-30現在2.3.1)をダウンロード

cd /path/to
curl -L -O http://rubyforge.org/frs/download.php/76933/redmine-2.3.1.tar.gz
unzip redmine-2.3.1.tar.gz

4. プラグインのダウンロード

私の場合は、前のバージョンで使用していたプラグインはコピーした場合に動作しなかったため最新版をダウンロードしました。
cd /path/to/redmine-2.3.1/plugins
e.g.
git clone git://github.com/backlogs/redmine_backlogs.git
その他、いくつか。

5. 定義ファイルの設定

こちらは旧バージョンのコピーでも問題ないかもしれませんが、
バージョンが離れていたので新規のものに再定義しました。
こちらは環境により異なります。
・ /path/to/redmine/configuration.yml
・ /path/to/redmine/database.yml

6. モジュールのインストールおよびアップデート

cd /path/to/redmine
bundle update


7. dbのマイグレーション

rake generate_session_store
rake db:migrate RAILS_ENV="production"
rake db:migrate_plugins RAILS_ENV=production
rake redmine:plugins:migrate RAILS_ENV=production
rake tmp:cache:clear
rake tmp:sessions:clear

8. railsのバージョン確認

rails -v
Rails 3.2.13

Webサーバを再起動して完了です。
脆弱性対応済みのバージョンにアップグレードできました。

まとめ

Redmineだけ使っているとRails環境をあまり意識しないので、Railsの脆弱性にも日頃から気をつけなくてはいけないですね。
Redmine環境を構築するときに細かいトラブルがあったりしたのでアップグレードが面倒に感じることもありますが、バックアップさえ取得できていれば動作しなかった場合はすぐに戻せるので、脆弱性は放置せず対応する必要がありますね。
反省・・・しております。